令和7年6月12日 文化・観光特別委員会 案件一覧
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案件第1号議案 東京都台東区教育振興基金条例の一部を改正する条例
第53号議案 東京都台東区教育振興基金条例の一部を改正する条例
概要
教育振興基金条例における「桑山文化振興基金」の金額を改定するための条例改正。
桑山文化振興基金の額を8,000,000円から9,000,000円に変更する。
背景
桑山文化振興基金の額の見直しを行う必要があるため。
本条例改正案は、基金額の引き上げを目的として提出された。
期待される効果
教育振興及び文化振興活動の財源強化が見込まれる。
今後のスケジュール
公布の日から施行。
案件第2号議案 文化政策及び観光について
令和6年台東区観光統計について(文化産業観光部)
概要
台東区における2024年(令和6年)の観光客数、観光消費額、滞在傾向等を調査・推計。
今後の観光施策や方針策定の基礎資料とすることを目的とした統計報告。
背景
訪日外国人旅行者が過去最高の3,687万人に達するなど、国全体で観光需要が急回復。
台東区でも訪日客の回復に加え、円安進行による購買意欲の高まり、宿泊・飲食物価の上昇、地域固有の観光資源の魅力向上などを背景に、観光指標が大幅に改善。
モバイルデータを活用した統計手法により、観光の実態把握が高度化。
期間
調査対象期間:令和6年1月〜12月
予算
本資料には記載なし
期待される効果
区内の観光関連事業者(観光団体、宿泊施設等)への情報提供。
今後策定予定の「(仮称)観光振興方針」の立案・設計に資するデータとして活用。
今後のスケジュール
明記なし(「今後策定予定の方針に活用」記載のみ)
観光統計の詳細(前年比付き)
観光客数(年間)
指標 | 令和6年 | 令和5年 | 前年比 |
---|---|---|---|
総観光客数 | 4,121万人 | 3,862万人 | +6.7% |
外国人観光客数(内数) | 640万人 | 442万人 | +45.0% |
宿泊者総数 | 531万人 | 487万人 | +9.1% |
外国人宿泊者数 | 216万人 | 159万人 | +35.3% |
観光消費額
指標 | 令和6年 | 令和5年 | 前年比 |
---|---|---|---|
総消費額 | 4,058億円 | 3,412億円 | +18.9% |
1人あたり消費額 | 9,847円 | 8,836円 | +11.4% |
属性別 1人あたり消費額(円)
| 居住地 / 区分 | 日帰り(観光) | 宿泊(観光) | 《参考:令和5年比》※定量記載なし |
|——————|—————-|—————-|
| 都内在住者 | 3,993円 | 15,176円 |
| 都外在住者 | 8,183円 | 15,814円 |
| 海外在住者 | 9,013円 | 56,965円 |
滞在時間(平均)
居住地 | 令和6年 | 令和5年 | 増減 |
---|---|---|---|
全体(日帰り) | 4.40h | 4.39h | +0.01h |
海外在住者 | 3.99h | 3.91h | +0.08h |
宿泊日数(平均)
居住地 | 令和6年 | 令和5年 | 増減 |
---|---|---|---|
全体 | 2.00泊 | 1.76泊 | +0.24泊 |
海外在住者 | 3.18泊 | 2.93泊 | +0.25泊 |
宿泊日数構成比(海外在住者)
宿泊日数 | 令和6年 | 令和5年 | 増減 |
---|---|---|---|
1泊 | 20.5% | 26.6% | -6.1pt |
2泊 | 22.3% | 24.0% | -1.7pt |
3泊 | 21.1% | 19.0% | +2.1pt |
4泊 | 16.4% | 13.8% | +2.6pt |
5~7泊 | 16.8% | 13.9% | +2.9pt |
8泊以上 | 2.9% | 2.7% | +0.2pt |
令和7年度持続可能な観光地づくり事業について(文化産業観光部)
1. 背景
令和6年の訪日外国人は3,687万人(過去最多)。
台東区も観光客数4,121万人(うち外国人640万人、前年比+45%)と活況。
一方で、観光客受入好意度が90.9% → 86.1%に低下するなど、マナー問題が顕在化。
2. 目的
観光客・地域住民・事業者が協働し、観光による影響の課題を解決。
長期的に持続可能な観光地づくりを進める。
3. 令和6年度の実施内容と成果(浅草地区)
実施期間:令和6年9月〜令和7年1月
対象エリア:雷門通り・国際通り・言問通り・江戸通りに囲まれた区域
(1)マナー啓発
内容 | 詳細 |
---|---|
リーフレット配布 | 外国人向けマナー啓発リーフレット+ごみ袋配布(8,000部) |
配布期間・場所 | 令和6年12月1日~令和7年1月31日/観光バス降車場など |
(2)ごみ対策
a. ごみ組成調査
目視調査981地点/組成調査15地点。
ごみの多い場所:①駐車場周辺、②コンビニ前。
主な投棄物:たばこ、プラスチック製品(PB飲料ボトルなど)。
b. 巡回啓発活動
忍者の衣装を着た啓発員が**62日間・124回(3チーム)**巡回。
平均回収量:たばこ300本/日、紙くず150枚/日。
旅行者と記念撮影するなど、明るいコミュニケーションによる効果あり。
c. ごみ拾いイベント(2回実施)
回 | 実施日 | 参加人数 | ごみ回収量(主な内容) |
---|---|---|---|
第1回 | 令和6年12月14日 | 102人(29組) | ペットボトル173本、缶227個、たばこ1.81kg ほか |
第2回 | 令和7年1月18日 | 60人(28組) | ペットボトル74本、缶122個、たばこ2.99kg ほか |
スマホで「浅草らしいミッション(クイズ)」に挑戦 → 景品配布
(3)トイレ・喫煙所対策
WEBページ「便利マップ」作成・公開(令和6年11月29日)
公衆トイレ・喫煙所・給水所の位置を一元化。二次元コード付きツール(卓上スタンド等)を商店や宿泊施設に配布。
アクセス数:6,099件(令和7年1月末時点)
(4)混雑緩和/民間連携
a. 店頭行列緩和実験(順番待ちシステム導入)
実施期間:令和6年12月〜令和7年3月
発券数:3,132件
言語別:日本語54%、英語37%、中国語7%、韓国語2%
成果:
混雑緩和
キャンセル率40%→14%に改善
業務量減少、空席時間減少
外国人との意思疎通が円滑に
b. 手ぶら観光(手荷物預かり)
実施:浅草文化観光センター
預かり件数:419件/1,623個
最長預かり:30日
c. 手荷物配送(宿泊先→空港など)
実施:令和6年7月〜令和7年3月
実績:令和6年6月→1,486件、令和7年1月→2,577件
区内提携施設数:29か所→52か所
※都内で最多取扱件数(渋谷区・中央区より多い)
(5)共通デザインと広報効果
スローガン:「EDO IT!(江戸らしく、粋な心で)」
浮世絵風のイラスト、啓発コピー:「思い出と一緒に、自分のごみも持ち帰ろう」
デザイン統一によるメディア露出多数/認知度向上に寄与
4. 令和7年度の展開(予定)
浅草地区に加えて「上野地区」にも事業を拡大。
実施期間:令和7年10月〜11月(予定)
新規取り組みも継続・拡充。
5. 補正予算案
項目 | 金額 |
---|---|
歳入 | 25,304千円 |
歳出 | 50,608千円 |
6. 今後の予定
令和7年9月~事業実施開始予定
行政視察について
行き先は委員長から提案されることが決まった。