提案が形に。
先の2月16日子育て若者支援特別委員会にてヤングケアラー実態調査の結果について報告がありました。
昨年の委員会で調査しますよーと報告があった時に一つ提案しました。
ヤングケアラーについて、小、中、高の区内に匿名でアンケートをとるのであれば、ヤングケアラーについて相談したい場合は、名前や連絡先を書く欄を設けて欲しいと。
昨年の委員会の審議の中で実際に「やる」という答弁を得て、実際に行った調査結果を2月16日に聴きました。
すると、実際に区内で困っている子がいて、支援につながったという報告がありました。人数の報告もありましたがそれよりも、ただの調査であったはずのものが、その過程で支援に繋げることができたことが大変嬉しかったです。
ヤングケアラーって言葉は横文字で難しく感じますが、要は客観的にみて子供がお手伝いの範疇を超えて、家庭の仕事をして、本来子供らしい時間が過ごせないことです。それは介護だったり、親や兄弟の世話だったり。子供からしたらそれは当然のことで、なかなか自身がヤングケアラーであると気づけない環境でもあります。
家庭の中のことに口出ししにくいこともあるでしょう。今は、学校にもスクールソーシャルワーカーなど、ヤングケアラーを発見する「仕組み」はできつつあります。それでも、見つからなかったケースが、今回の調査で見つかったこと。それが嬉しかったです。一つの制度で充分と思わずやれることはやろう。
私の姉も、ランドセルを背負って2キロ以上の道のりを歩いて、私を保育園まで迎えに来てくれました。家族が助け合わなければ、何もできない家庭でした。今ならヤングケアラーと言われるのかもしれません。
家族で助け合うことも大変重要ですが、行政の手助けが、せっかくある支援に結びつくように、これからも働いていきたいと思います。
予算委員会も2日目。
委員会の発言を聞いていると、さまざまな考えをもとに行われており、勉強になります。
合議制の住民代表機関として、地域の民主的な合意 形成を進め、民意を集約して団体意思を決定するという重要な役割を有している議会。
はい、書いてみたかったカッコよさそうな文章。
写真は、新宿駅で展示されていた、台東区のフィルムコミッション。台東区以外の展示も見ることができ、参考に。発信の仕方は伸び代しかないなと思ったところです。