活動報告

質問振り返り。

質問振り返り。

一般質問はして終わりではなく、そこから実際に進むのを確認するのが仕事です。

よって振り返りを行います。写真は朝の投稿風景。
たんぽぽ持ってて可愛いでしょ。

【データ活用による不登校早期支援を問う】
YouTubeにおいて解説動画をあげております。背景や狙いな質問原稿に現れない部分についてもお話ししています。リンクはこちら→

令和5年度、本区の不登校児童生徒は240人、支援するスクールソーシャルワーカー(SSW)は7人で対応は事後的になりがちである。小学校で既に運用中のICタグ登下校データを中学校にも拡大し、遅刻・早退・欠席増加を「週○回連続」などのデータトリガーで検知すれば、担任や学校間の判断差なく早期介入が可能となり、ヤングケアラーの兆候も捉えられる。名古屋市の大学ではICカード出席率が過去平均の50%を下回ると自動通知する仕組みで重篤化防止に成功した。民間で「レジに2人並んだらサブレジを開ける」と定めた例のように、教育現場も数値基準を共有すべきだ。客観基準による早期支援は子どものSOSを逃さず、SSWの効果的配置と教員負担軽減、不登校抑制に寄与する。データは自動収集で追加コストが小さく、個人情報管理と保護者同意を徹底すれば導入も可能だ。教育長に①登下校データを用いた遅刻・欠席トリガー設定の実現可能性②導入時のSSW増員と連携体制の整備方針を伺う。本区が率先実施すれば全国のモデルとなる。声高に重要性を訴えるだけでなく、誰もが同じタイミングで声をかけられる仕組みを整え、子どもを守る先進的区政を期待する。

答弁
教育長(佐藤徳久さん)私から、ご質問の第2、データを活用した不登校の早期支援についてお答えいたします。 区立小・中学校における不登校児童生徒数は、全国的な傾向と同様に、増加傾向であり、喫緊の課題として捉えています。各校においては、欠席、遅刻、早退の際は保護者に連絡して、家庭学習や翌日の時間割等を伝えたり、欠席等が増えてきた場合は、保護者面談等を通じて、状況や対応方針を確認したりするなど、日常的に児童生徒の状況を把握するとともに、保護者との連携を図っております。議員ご提案のデータ活用については、早期支援に向けて確実な状況把握という点で有効であると認識しており、各校の現在の取組にデータ活用の手法を取り入れることについて検討してまいります。 また、データ活用の手法の導入を検討する中で、各校の状況を把握しながら、スクールソーシャルワーカーのさらなる活用についても併せて検討してまいります。 教育委員会といたしましては、今後も各校が児童生徒一人一人の状況を的確に把握し、組織的、計画的な対策を行うことができるよう、必要な支援を行ってまいります。 私からは以上です。

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