活動報告

こんにちは、台東区議会議員の拝野健です。

こんにちは、台東区議会議員の拝野健です。

今日は、社会保険労務士会中央統括支部の新年会に参加してきました。この中央統括支部というのは、台東区、文京区、中央区を管轄する組織です。お気づきの方もいるかもしれませんが、これはかつての衆議院東京第二選挙区のエリアに当たります。現在は区割りが変更され、中央区と台東区に分かれていますが、社労士会中央統括支部では今もこの三区で運営されています。

さて、「どうして区議会議員がこういった合同の新年会に呼ばれるのか?」と思う方もいるかもしれません。私にとっては非常に大きなメリットがあるんです。それは、他区の社会保険労務士と行政との関係性を直接学ぶことができる点です。私たち政治家は、他区の取り組みを参考にする機会が多く、皆様から「〇〇区ではこういう施策をやっているから、台東区でも取り入れるべきだ」という提案を受けることがあります。ただ、〇〇区の事情を正確に理解しているケースは少なく、調べ直したり、直接訪問したりと、なかなか手間がかかります。しかし、こういった場では他区の先生方に直接お話を伺えるので、短時間で情報を得ることができ、非常に効率的です。

今回、新年会では挨拶の機会もいただきました。なんと14番目という順番でしたが、私なりに思いを込めて話しました。以下、その挨拶をお伝えします。実際の挨拶ではかなり端折り1分くらいにまとめているため論理が飛躍してるかもしれませんが、こちらでは全文を。

皆様、新年あけましておめでとうございます。台東区議会議員の拝野健です。今年もお招きいただき、ありがとうございます。
ここまでの皆様のお話を伺い、雇用環境や労働環境の改善における社労士の皆様の重要性がますます高まっていることを再認識いたしました。

さて、少し話題を変えますが、今日は午前中に幕張メッセの展示会を見てきました。その中で、夜空にドローンを使った花火やキャラクターを描く企業があり、非常に興味深かったです。話を聞くと、1台3万円で貸し出し、200~300台を使って10分間だけのショーを作り上げるとのことでした。10分間ですから、すぐにまた飛ばせるのかな、バッテリー好感あるよな、と思いながら、次飛ばすまでの準備時間(インターバル)ってどれくらい?と聞くと、なんと1時間半以上かかるのだそうです。理由は、ドローンを一つ一つ正確な位置に並べる必要があるからとのこと。紐を両方から引き、十字のクロスを作り、そこに人が置いているとのこと。そりゃ時間かかりますね。そこで私は、「地面にプロジェクターで正確な位置を補正して投影してみては?」と提案しました。担当者の方も「それは考えたことがなかった」と大変喜んでおり、もしかすると実際に採用されるかもしれません。笑。

このエピソードからも分かるように、最先端の技術を持つ企業であっても、まだまだ改善の余地があるのです。これは中小企業でも同じことが言えるのではないでしょうか。賃金を上げるためには、まず現状の業務フローや資源の使い方を見直し、効率化を図ることが重要です。そのうえで、新規事業や販路開拓にリソースを割いていくべきだと思います。

社労士の先生方も含めて、こういった企業の改善をサポートし、労働環境や経営環境を整える役割を担っていることは本当に重要だと思います。今年も引き続き、多くの経営者や労働者の皆さんが働きやすい環境を整えられるよう、ご尽力をお願い申し上げます。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。
今年も一緒に地域や企業を支えていければと思います。

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